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活動報告

5月31日 文教科学委員会にて質疑を行いました。

[国会:文教科学委員会]
2011年6月15日

江口克彦君

みんなの党の江口克彦でございます。

前回の委員会で私質問いたしました二十ミリシーベルトということでありますけれども、子供は大人より影響が大きいと言いながら大人と同じ二十ミリシーベルトを基準にしているのは理解し難いという御質問をさせていただきましたら、大臣の方が、事故後の復興期における参考レベルである年間一から二十ミリシーベルト、これを暫定的な目安として対応しているところである、しかし、実際、計算式としてかなり安全サイドのものを含んでおりますから、実際計算してみると十ミリシーベルトになっているということでございます、こういうお答えをいただいたわけですけれども、この五月二十七日の毎時三・八マイクロシーベルト、校庭安全基準でございますけれども、これはその大臣のお答えによると、二十ミリシーベルトは暫定的な目安、しかし実際には十ミリシーベルト。

この三・八マイクロシーベルトというのは、二十ミリシーベルトを基準にして算出されたのか十ミリシーベルトを基準に算定されたのかということについてお尋ねしたいと思います。


国務大臣(髙木義明君)

暫定的な考え方においては、校庭等で毎時三・八マイクロシーベルト以上の空間線量を計測した校庭については屋外活動を制限するということが適当であるということをお示しをしております。同時に、今後私どもとしてはできるだけ線量を低減をする努力をすることも併せて申し上げております。

今回は、とりわけ先般の政府における今後の原子力発電所関係の被災者支援の中でも、校庭の土砂の改良についても明記をされております。また、いわゆるそれぞれ現場で使われる線量計、これも完全に配布することができましたので、さらに、私たちとしては、いわゆる一ミリから二十ミリというのがまさに国際基準、ICRPの基準、これを踏まえながら、一ミリを目指すという、そういう目標というんですか、そういう考え方を示していただいたわけでございます。

江口克彦君

私が御質問しているのは、三・八マイクロシーベルトを算出した基準は二十ミリシーベルトなのか十ミリシーベルトなのか、どちらなのかということをお尋ねしているんです。簡単でいいです。

国務大臣(髙木義明君)

 現実、かなり安全サイドで計算をしたのがいわゆる十ミリシーベルト程度になっておりますが、我々としてはあくまでも一ミリシーベルトを目指していくと、こういう方針であります。

江口克彦君

その二十ミリシーベルトというのは、前回も申し上げました、先ほども申し上げましたけれども、大人の基準になっているわけですよ。ということは、子供はやっぱり子供の基準というもので考えなければならないのではないだろうかというふうに思うわけでありますけれども。

それで、先ほど冒頭に鈴木副大臣がペーパーの中で、一ミリシーベルト以下を目指すことにいたしましたということを言われているわけでありますけれども、それはそれで一つのお考え方だと思うんですけれども、しかし、その一ミリシーベルト以下ということについては、この二十ミリシーベルトから一遍に一ミリシーベルト以下というのは具体的にどのような方法でこれを実現しようとされているんですか、鈴木副大臣。

副大臣(鈴木寛君

 そもそもが、具体的に想定される実効線量というのは、大臣も申し上げておりますように、三月十日までの生活パターンを前提に計算しても、一番高いところで十ミリ程度でありました。その後、三月十一日以降というのは基本的には屋内を中心とした活動になっています。その時点で十が更に一番高いところでも下がっています。さらに、土壌のいろいろな対応をやっておりますので、そのことによって下がっております。したがいまして、現在、学校における年間の想定される線量というのが一ミリを超えているところは一校か二校ということに、上位五十五校の中でいうとなっております。そこについては、更に校庭の対応等々をやることで学校における線量は一ミリシーベルト以下に持っていけるであろうと。

そのためのいろいろな知恵を、学校の校庭の除去に加えて、いろいろな行動についても線量計を持っていただいて、今日はどれぐらい受けたのかということを毎日ちゃんとチェックしていきながら、それを参考にして各学校できめ細かく対応をしていただくと、こういうことでございます。

江口克彦君

そうすると、現在は校庭の放射線量というのは一ミリというか、一ミリシーベルト以下になっているということですか。

副大臣(鈴木寛君)

校庭の対応をいたしましたところは、おおむね一年間のならしてみます学校の線量は一ミリシーベルト以下になるであろうというところにほぼ収まっております。まだ学校の校庭の対応をしていないところが幾つかございます。その学校の、実際に児童と生徒と一緒にいる学校の先生が受ける線量を五十五校については全部確認していますが、残るところが一校か二校なんですけれども、そこはこれから校庭の土の対応をいたす予定といいますか、恐らくそれは設置者の判断ですが当然されると思いますので、そこは国がほぼ全額面倒を見ますのでされるでしょうから、そこは学校における年間の線量は一ミリシーベルト以下になるというふうに思われます。

江口克彦君

鈴木副大臣、先ほどお話しのペーパーによると、今後できる限り児童生徒の受ける線量を減らしていくという基本に立って、児童生徒等が今年度に学校において受ける線量について、当面、年間一ミリシーベルト以下を目指すことといたしましたということで、これは土壌のことじゃないんですよね。要するに、子供が受ける線量を一ミリシーベルト以下にするということですね。そのことについてちょっと。

副大臣(鈴木寛君)
おっしゃるとおりでございまして、実際に子供が受けるであろう線量を内部被曝、外部被曝共々、年間一ミリシーベルト以下に学校で受ける線量をするということでございます。おっしゃるとおりでございます。

江口克彦君

だから、そういう二十ミリシーベルトをベースにしながら一ミリシーベルトに下げるその具体的な政策というか具体的な対策というか措置はどういうことがあるんですかということを大臣にもお尋ねしたし、副大臣にもお尋ねしているわけです。

副大臣(鈴木寛君)

主としては、土壌の入替えというものが大きな対策でございます。

江口克彦君

いや、土壌の対策を、土壌を入れ替えただけで二十から一ミリに下がるなんて常識的には考えられないですよ。

副大臣(鈴木寛君)

ですから、そもそも二十ではないわけでございます。実際に受けている線量は二十ではございません。

江口克彦君

じゃ、二十ミリシーベルトはなぜ基準にされているのかということです。

副大臣(鈴木寛君)

これは、ICRPが一から二十で、ALARAの法則というのがあって、それを使いなさいという勧告を三月に政府が受けたものですから、それを加えることもそれを減らすこともなくその勧告を受け止めてやりましたと。

私どもは、それは本部が決めて、安全委員会がそれでよいとして、我々に御提示があって、そして我々が通知をいたしたわけでありますが、その際に、一から二十、そしてALARAの法則に基づいてやるということについて私どももちろん同意をいたしました、納得をいたしました。

それは、先ほども申し上げましたように、実際の生活パターンに照らしますと十ミリシーベルトぐらいになります。さらに、実際の生活パターンというのは、通学に一時間、それから校庭に二時間、それから屋外で三時間というのが実際の三月十日までの生活パターンでございます。しかし、それ以降、三月十一日以降屋外に六時間もいるというケースはございませんので、さらに一番マックスの値であっても十ということはないと、実際に受ける線量はですね。というところから始まっていますから、そこで、いいかげんな数字を申し上げることは適当でありませんが、一番マックスで七ぐらいだろうと、土壌を替える前で。そして、土壌を更に替えていく等々の措置をとって、一番マックスのところでも学校における線量は一ミリ以下ということは目指せるだろうというのが今の現在の、線量計を渡して五十五校できちっと測ってまいりましたので、その数値を見て、この一ミリ以下ということが達成可能であるなと、目標にしていきたいなと、こういう判断をしているということでございます。

江口克彦君

十でも七でもいいんですよ。七なら七で、現状が七なら七でいいですけど、それを一ミリに下げるというその具体的な方法は、窓閉め切って外に出ないということと、それから校庭の土壌を替えるということだけというか、そのことだけでそんなに一ミリにも下がるんですかと。そのほかにいろいろな方法があるんじゃないですか、その方法を教えてくださいということを申し上げているんですよ。

副大臣(鈴木寛君)

七というのは、その子供が年間に全ての生活を通じて受ける線量が七とか十とかいうことでございます。今回出したのは、学校における実際に受ける線量をまずは一ミリ以下にするということです。もちろん、学校外でのことについて、これはいろいろな関係省庁と努力しながら、本部とも相談しながらやっていかなければならないということは当然考えております。

江口克彦君

いやいや、その方法論というかを私はもう何回もお聞きしているんですけど、その具体的な方策というものを、要するに、七から一にするというその方策というものは、校庭の土壌を替えるとかあるいは校舎から外に出ないとか出さないとか何とか何か、もっとほかになければ…

…(発言する者あり)ちょっとまあいいです、いいですよ、時間がないですから。七から一に下がるというわけはないんですよ、一つや二つの政策では、対策でならないということを申し上げておきます。まあそれはいいです。

最後に、もう時間がありませんので。
先日、五月二十三日、福島県の多くの保護者の方が校庭の安全基準の是正を求めて文部科学省を訪れているわけですけれども、政務三役はお会いにならなかった、そして事務方だけが対応したと。私はテレビでも見ましたよ。政務三役が対応しなかった理由はどうしてですか。やっぱり政治主導というならば、そしてまた、先ほど来出ている人間的なというか、あるいはまた、心あるならば、たとえ僅かな時間を見付けてでもやっぱり政務三役が出て、そして、しっかりとその保護者の方々に説明をしてそして誠意を見せるというのがこれが人間の心、心ある人間の対応の仕方ではないだろうかというふうに思います。

要するに、誠実にもっと対応すべき、政務三役が出て対応すべきではなかったかと思うのに、なぜ事務方だけで済ませてしまったのか。逃げたんですか。

国務大臣(髙木義明君)

 五月二十三日の日程を調べていただければお分かりでしょうから、これは午前午後、国会がありました。私は、答弁に立つべく委員会に出席をいたしておりましたので、物理的に会えない日程でございました。別に、委員、逃げたという表現でございますが、そんなことは更々考えておりません。申し受けたことについては真摯に受け止めております。

江口克彦君

最後に一言。
政務三役というのは大臣だけじゃないですからね。私は大臣のことだけを申し上げているわけではないということです。

以上です。終わります。

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